ウワバの幼虫?-2020/03/23

タイトルからわかると思いますが、ウワバ(蛾)の幼虫、すなわちイモムシくんの話です。本日は雨が降ったりやんだりはっきりしない天気だったので、こんなときによく出そうなナメクジでもいないかと庭をみていました。

ヒメジョオンに鎮座するイモムシ

残念ながら(?)、ナメクジは見当たらなかったのですが、ヒメジョオンかなにかと思われる雑草をかき分けてみると…。

ウワバの幼虫が雑草(ヒメジョオン?)を食べていた
ウワバの幼虫が雑草(ヒメジョオン?)を食べていた

だいぶ育ったイモムシくんが鎮座していました。ぱっとみ「え、どこ?」となりそうですが、まるで保護色かと思えるくらい、みごとに草に溶け込んでますね。ヨトウムシかな?とも思いましたが、おそらくウワバ類の幼虫ではないかと思います。

ウワバの幼虫もおおむねヨトウムシと同じような扱いです。キク科やマメ科といった植物が被害にあいやすいようなので、対象の植物がある庭では防除する必要がありますね。

雑草や害虫も立場によって見方が変わる?

でも、うちの庭ではカンキツがメインなので、心配する必要はほとんどありません。むしろ、雑草をたくさん食べて土に還元してくれるなら、ある意味益虫ともいえるのではないかと思ってしまいます。それに春になってクモなどの天敵が寄ってくれば、生態のバランスもとってくれるでしょう。

以前ヨトウガの幼虫についての記事に、ヨトウムシはキク科の雑草が好きなのではと書きましたが、今回のヒメジョオンのように適当に雑草を残しておくと、本命で育てたい植物のヨトウムシ類の被害を抑えることも期待できるかもしれません。

雑草や害虫も、立場が変われば見方も変わる、ということを感じられるできごとでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました