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オオアレチノギクのロゼット-2019/11/29

庭に生える雑草、2019年11月29日に撮影したオオアレチノギクのロゼットだと思われます。

オオアレチノギクのロゼット-2019/11/29撮影
オオアレチノギクのロゼット-2019/11/29

実はこの文章を書いている途中までハルジオンだろうと思っていました。しかしよく見ると葉の周囲の切れ込みがハルジオンと比べて鋭角になっている。改めて調べると、オオアレチノギクの根生葉はちょうどこんな形状でした。

漢字で書くと「大荒地野菊」という名前の通り、キク科の雑草でどこにでも生えてきます。オオアレチノギク自体は、我が家の庭で発生する雑草ランクにおいて栄えあるトップ1に君臨していますが、成長してくると葉はもっと細長い形状になることを知っているので、判断対象から除外してしまっていました。雑草でも知らないことばかりで、色々と学びがあって面白いと感じます。

侵入生物データベースを参照したところ、環境適応性が大きい、アレロパシー作用あり、除草剤耐性型あり、要注意外来生物に指定、とかなりの強者であることがわかります。しかも日本の侵略的外来種ワースト100に選出されているそうです。いやあ、すごいですね。さっさと引っこ抜いて処分しましょう。

ちなみに以下は道端で撮影した、もう少し成長したオオアレチノギクのロゼットです。

道端のオオアレチノギク他-2019/12/26
道端のオオアレチノギク他-2019/12/26

オオアレチノギクといえば、この細長い葉の印象が強いです。花をつけるほど成長すると同じキク科のヒメムカシヨモギとすごく似ていますが、ロゼットの段階では葉の柄部分が細くなっており見分けをつけやすいです。なんにせよ我が家の狭い庭に生えているのは許容できないので、道端などで頑張ってもらいたいと思います。それにしても雑草の生命力はすごい。

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