ウンシュウミカンの摘蕾(てきらい)を行いました。
摘蕾はなぜ必要か
摘蕾とは読んで字のごとく、つぼみを摘むことです。花を咲かせるのにも木のエネルギーを使いますので、摘蕾することで木の負担を軽くすることができます。
似たような用語に摘果がありますが、こちらは果実の整理であり、花が咲いた後の作業です。つぼみの段階ではどれが結果するかわからないという点がありますが、この段階で間引くことで、より木のエネルギーを節約することができるはずです。
うちのミカンのように枝葉が少なく貧弱な木では、花を咲かせることはより樹勢の衰退を招いてしまいかねません。つぼみの段階で取り除いてしまうのが、樹勢の回復のためにはベストだと思います。
摘蕾は手で摘んでもいいですが、細かい箇所のつぼみには摘果バサミを使うのもいいでしょう。当然、摘果バサミは収穫の際にも使えて便利なので、持っておいて損はありません。
今年は新梢の生長に全力を向ける
去年はアゲハチョウの襲来により、我が家のミカンは甚大な被害を受けました。このまま枯れてしまうのではないかと不安になったほどです。
そんな経緯もあり、無事に新梢が伸びてきてくれてほっとしています。今年は新梢の生長に全力を向けて、来年にまた元気に花を咲かせてほしいものです。
その前にアゲハチョウの襲来に備えなければいけません。がんばろう。
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