2/17に種を蒔いた春京赤長水(ミニダイコン)の収穫を始めました。これが我が家の家庭菜園での初収穫であり、子供にとっても喜ばしい体験だったのではないかと思います。
今回の栽培の過程で感じたこと、対処したことを書き留めておきます。
当たり前だが寒いと生長が遅くなる
この春京赤長水という品種は、温暖地の種まき適期が4月初旬か8月下旬です。今回はこれを無視して2月中旬に種をまいてしまいました。
その結果、種まきから50日以上経過してもダイコンは生長途上です。早ければ30日程度で収穫できる品種なので、栽培期間を短くしたければ適期を守ったほうがよいです。ただ食味には問題なく、とても美味しく頂けたのでほっとしました。
意外と葉っぱが大きくなる
ミニダイコンとはいえ、立派な葉っぱが生えてきます。元々小さい栽培スペースで、さらに無計画栽培だったのですが、困ったのが他の植物とのスペース(太陽光)の競合です。そこで、大きくて競合してしまう葉は適宜摘みとることにしました。
ある程度の本葉の数を確保していれば、大きくなった外側の葉がなくなっても、根の生長には問題ないと思います。とった葉は炒め物や汁物の具など、普通に葉物野菜のように使えるので無駄になりません。
卵炒めに混ぜてみましたが違和感なく美味しく頂きました。
混植しても特に問題なし
小さいスペースに混植していますが、同時期に生長していったのは以下の3種です。
- ネギ(スーパーで買った博多万能ネギ)
- ほうれん草
- ホワイトクローバー
ホワイトクローバーには窒素固定による肥料効果を期待していますが、相当にはびこっており、ダイコンの生長への影響を心配していました。幸いなことに今のところは特に問題になっていません。また、いくらでも生えてくるので、邪魔になりそうなところからブチブチちぎったものを、ブルーベリーの鉢などに敷いて草マルチっぽくしています。
他の組み合わせはコンパニオンプランツとしての期待をもっており、内容を以下に記載します。
ミニダイコンとネギの組み合わせについて
ダイコンと長ネギの組み合わせは枝根になるということでよくないのですが、結果として今回は特に問題ありませんでした。
逆に、ダイコンと同じアブラナ科のカブと葉ネギの組み合わせは相性がよく、生育促進・病気予防・害虫忌避の効果が期待できます。私としてはこちらの効果を期待しており、結果としてできたダイコンは甘味が強く、子供が生でかじっても美味しそうに食べられていました。少なくともマイナス効果は出なかったと判断しています。
アブラナ科野菜とほうれん草の組み合わせについて
アブラナ科野菜とほうれん草の組み合わせは、互いの害虫が異なることによる害虫忌避の効果が期待できます。といっても、今回は春先でまだ虫もそれほど出てきていないため、それほど恩恵はありません。知識として蓄えて今後に活かすようにします。
ちなみに、ほうれん草とネギはベストパートナーともいえる存在です。これについては別の記事で記載したいと思います。
春京赤長水のベストな収穫タイミングは?
収穫が遅れるとダイコンはスが入って食味が落ちてしまいます。また、春京赤長水はある程度の若採りが推奨されています。
今回栽培してみた限りでは、発芽時の双葉が萎れてから少し経ったくらいがベストな収穫タイミングだと感じました。発芽に時間差があったので、しばらくは食卓でミニダイコンを楽しめそうです。
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