庭に生える雑草、2019年11月29日に撮影したタビラコっぽい草です。クレソンのようなミチタネツケバナ?と混生してます。
タビラコ(田平子)と名の付く草は以下の三種類があるようです。
- オニタビラコ
- ヤブタビラコ
- コオニタビラコ(=タビラコ、春の七草ホトケノザ)
いずれもキク科ですが、オニタビラコはオニタビラコ属、ヤブタビラコとコオニタビラコはヤブタビラコ属となります。
どれなのかな?と色々調べて悩みましたが、オニタビラコはタンポポみたいな葉が出てくるので除外、コオニタビラコとヤブタビラコのどちらか。ヤブタビラコの葉はやや角ばっているようなので、コオニタビラコだと思ってます。ただ、コオニタビラコは水田雑草なので湿った場所に生えるんですよね。確かにこの辺りは日が当たりにくいですが、いつも湿っているかというとそんなこともないので、どうなんでしょう。
個人的にはコオニタビラコだとちょっと嬉しいかもしれません。なんといっても春の七草ホトケノザですし。ヤブタビラコも七草に代用されるらしいですね。ちなみに、シソ科の雑草であるホトケノザとは全くの無関係です。なんでもコオニタビラコがホトケノザと呼ばれるようになったのはロゼットの形状からみたいです。そんなの他にもたくさんあるような気がしますが。
花が咲いたらコオニタビラコかどうか判断できるので、それまで観察してみようと思います。
追記:花が咲きオニタビラコと判明
3月に花が咲きオニタビラコと判明しました。
コオニタビラコじゃなくてちょっと残念ですが、近所に田んぼもない、庭も湿ってるわけではないので妥当な結果です。
それに、これまで雑草の花は気にもとめなかったですが、こうしてみるとなかなか可愛らしい花だなと感じました。庭をやっていなかったら気づけなかったことですね。
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