ミニダイコン(春京赤長水)の葉に不自然な穴が見つかりました。これはなにかの幼虫だなと直感し、葉をよくみてみると・・・。
ダイコンの葉につくコナガの幼虫
小さすぎてピントが合っていませんが、なにかの幼虫が一生懸命に葉を食べているのを発見しました。大きさは5ミリくらいでしょうか。
なんの幼虫かと調べてみたところ、アブラナ科全般につく害虫であるコナガの幼虫ではないかと思います。初めてみました。うれしくもなんともないですが。
コナガの対策
家庭菜園なので、まずは薬剤以外の対応方法を検討します。
コナガの幼虫をみつけた場合
原始的ですが、コナガの幼虫は見つけ次第捕殺します。幸いなことに、見た目の気持ち悪さレベルはかなり低い(主観)ので、虫が苦手な方でもあまり抵抗はないと思います。
また、幼虫がいた場合は付近に卵がある確率が高いので、一緒に探してみつけたら潰しておきます。
そもそもコナガの卵を産みつけられないようにしたい
いちいち幼虫や卵をみつけて処分するのも面倒なので、そもそもコナガが寄ってこない対策をしたいところです。
防虫ネットを張る
物理的にコナガの成虫を寄せ付けない対策です。コナガが通年発生する害虫ですが、幼虫の多発時期(5~6月、8~9月)に合わせて対策するとよさそうです。
コンパニオンプランツを利用する
コナガの被害を受けやすい作物の近くにコンパニオンプランツを植えることによって、コナガを忌避する、もしくはコナガの天敵を増やす、という効果が期待できます。
セリ科の植物
セリ科の植物はコナガの飛来を妨害する効果が期待できます。代表的なものはニンジン・パセリ・コリアンダー(パクチー)など。
私はベビーキャロットを利用しています。小さいので株間がそれほど必要になりません。
キク科の植物
キク科の植物も同様にコナガの飛来を妨害する効果が期待できます。代表的なものはシュンギク、レタス、マリーゴールドなど。
私は緑肥用のフレンチマリーゴールドを利用しています。野菜ではないですが、センチュウ駆除や天敵の温存、訪花昆虫の呼び込みなど、コンパニオンプランツとして非常に優秀です。アフリカン種に比べ、フレンチ種はあまり背が高くならないのもポイントです。
さいごに
野菜の収穫はうれしいものですが、それまでには害虫・病気との戦いが待っていることを実感できました。
アブラナ科の葉に穴が空いていたら、コナガに限らずなにかの害虫がついていないか確認し、早めの対策を講じるようにしたいと思います。コンパニオンプランツを有効活用すると同時に、別の対策も立てていきたいです。
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